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もうけまっせ!まけまへんで! > 宮川弘資 > 1リットルのガソリンを125円で買う権利

オプション価格はなにで決まるのかを考えようと思います。


オプションといえば、権利です。
マーケットでは、例えば、4月のSQに日経平均を12000円で買う権利とか、売る権利が売買されています。

今回の結論として、オプション価格は期待が含まれるということを言いたいので、ちょっと仮想オプションをつくってみましょう。

ガソリン価格を1リットル150円として、暫定税率分を25円としましょう。
そこで、
「ガソリンスタンドで、4月1日に1リットルのガソリンを125円で買う権利」

あなたはいくらで買いますか?

ガソリンが製油所の時点で課税されるという蔵出し税とかそんな細かい話は抜きにして、4月1日に、暫定税率が切れたら、店頭で、すぐに25円分安くなることにしましょう。しかも、税金以外の変動要因はないことにします。

☆☆☆☆☆

もし、租税特別措置法が期限切れになり、暫定税率が廃止されたら、ガソリン価格は125円になり、「1リットルのガソリンを125円で買う権利」は、0円、つまり紙くずになってしまいます。

一方で、もし、与党が強行に?措置法を成立させたとしましょう。暫定税率は維持され、150円のままです。
「1リットルのガソリンを125円で買う権利」は、25円の価値を持つことになります。
なぜなら、150円のガソリンをこの権利をつかえば、125円で買えるからです。


では、どっちころぶかは5分5分であるときは、「1リットルのガソリンを125円で買う権利」は、
0×0.5+25×0・5=17・5円
となります。


どうでしょう?
いまの状況、つまり26日の夜の時点では、暫定税率の期限切れがせまってきて、17・5円よりかなり安い気がします。

これは、つまり人気なのです。
人々の期待や思惑で、価格が形成されていきます。(実際には、さまざまな要因で価格は形成されていきますが。)


また、この「1リットルのガソリンを125円で買う権利」では、
ガソリンの価格を原資産価格といいます。
4月1日というのが、権利行使日です。SQの日ですね。
行使価格というのが、125円です。買う権利なので、この行使価格を下回る原資産価格であれば、オプションは紙くずです。


みなさんは、「1リットルのガソリンを125円で買う権利」があれば、買いますか?
買うなら、いくらで買いますか?

デリバティブ市場でも、もっと身近な単位ですれば、もっとわかりやすい気がします。
1バレルとかでは、どんなくらいの量なのかピ~ンと頭にこないし




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